2019.11.06
神の国から久高島に降り立った女神アマミキヨは
先祖神を祀る場所として七つの御嶽(うたき)を創った
アマミキヨは男神シネリキヨと結ばれ
その子孫が人間として繁栄した
久高島には五穀が流れ着いたといわれるイシキ浜もある
久高島は人類と食物の発祥の地である
案内の福さんが
この島が如何に神聖かを詳細に説明してくれた
畑も家も全て神のものである
固有の私財という言葉はない
神の使いと言われるエラブー(ウミヘビ)も
身も心も清められたものだけが捕獲できる
貴重な食材だ
人は永遠に生きるものだから
この世を去ると風葬される
あの世への旅立ちの道もあった
人間は大自然と共に
大自然が教えるままに生きる時
大いなる祝福がある
久高島には神聖な大自然の神々の姿が
見え隠れする不思議な姿で存在していた