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KONA WIND 〜 iBS外語学院長・南徹ブログ
肉体は朽ちても魂は・・・
サンタローザの長澤鼎記念館は
跡形もなく焼け落ちていた
だが魂は生きていた
ボロボロに焼き焦がれた刀と
たくさんの写真と
語り継がれてきた偉業が
物語っている
83才であの世に旅立ったが
彼のオーラが至るところから感じられる
葡萄の蔦の緑から
初夏のそよ風から
巨大に聳え立つ Red Woodの木々から
何にも増して
サンタローザの人々が語り継ぐ
大和魂の偉風から
長澤は
歴史に
しっかりと足跡を残してきた
帰ってきましたサンフランシスコ
2022.06.15
ゴールデンゲートを過ぎ
魔の刑務所
アルカトラスを眼下に
サンタローザの
キャサリン&スティーブ夫妻の邸宅へ
江戸の末期に薩摩の当主
島津久光の密命で
英国に留学した19名の留学生の中で
最年少
13才であった長澤鼎(ナガサワカナエ)
イギリスからアメリカに渡り
アメリカの葡萄王となったのは周知のとおり
その長澤博物館が5年前の山火事で
全焼した
その記念館を
大切に守っていたお一人の邸宅訪問である
サンタローザ友好協会と言う
スティーブさんのお家も全焼したが
今は
丘の上に立派に再興されている
真っ青に澄んだ
サンタローザの初夏の風に酔いながら
ワインを頂き
時差ボケを忘れて
数時間も語り合った
明日の視察と講話が楽しみとなった
屋久島は雨の島
ひと月に35日雨が降る
と言われる程に
雨に恵まれた島だ
何となく
直感的に
屋久島の隠れ家が気になった
トッピーに飛び乗って
たどり着いた家はジャングル
草木が我が物顔にジュマンジだ
畳の上はカビのダンスパーティ
大自然は休むことはない
人間から自分達の世界を取り戻すべく
一刻1秒の油断を掻い潜って攻めてくる
でもなぜか
そんな自然が愛おしくなった
降り注ぐ雨に哀愁がある
大掃除はそっちのけで
我を忘れてしまった
たったひと夜の屋久島だが
それでよし
鹿児島の加治屋町は
奇跡の村だった
西郷隆盛を始めとして
大久保利通
大山巌
東郷平八郎
山元権兵衛
などなど
たった70戸程の集落から
明治維新の偉業遠成し遂げた偉人達が
突出して生まれている
島津斉彬公のリーダーシップか
小松帯刀の参謀力か
郷中教育のなせる技か
とにもかくにも
パワースポットである
今年も第48期生に
日本の歴史の
重要な視点を学んでもらうために
加治屋町の古里維新館を訪れた
甲突川のせせらぎに
偉人の風が微笑みのように
流れていた
講演当日の朝
伊賀の青山ホールは
10代の熱気で溢れていた
先ずは
学院第46期卒業生の
マリリンこと神山凛さんの
天国のおじいちゃんと題した
英語スピーチに始まり
僕の講演が90分
そして
中村文昭氏の講演が90分と続いた
会場は
ほぼ満席かと思えるくらいに
予想を超えていっぱいになった
涙と笑いが
終始
会場を波のように打ち寄せ
僕らも思いっきり発信させて頂いた
講演を企画して頂いた
卒業生の神山ファミリーの皆様
ハッピーフォーエバーのボランティアの皆様
遠方から駆けつけてくれた
10代の高校生
学院卒業生や現48期生の皆さん
10代の皆さんの輝きが
眩しいくらいに
感動の1日となりました
本当にありがとうございました*\(^o^)/*
宮崎の都城市で開催された
国際ロータリー2730地区の
地区大会に橋下徹氏をお招きして
講話を頂いた
まさに異端児である
どんな人生であろうと
完全燃焼したと思える人生が1番だ 講話の炎が会場いっぱいに飛び散り
あっと言う間の90分が過ぎていった
さすがである
とても有意義な大会となった
学院恒例の行事として
鹿児島は平川動物公園での
研修を行った
たくさんの
幼稚園児の訪園で
ごった返しはしていたが
こんなにもたくさんの
天使の笑顔に祝福されたのは
至福の光栄であった
深い森に包まれた動物園は
対話学習には最適の教室である
森の中から
植物達の囁きが聞こえる
檻の中ではあるが
動物達もまんざらではなさそうだ
動植物の声が聞こえなくなった昨今
今日本にとって
最も大切なのは
自然との対話がない事かもしれない
歴史講演家
白駒妃登美女史主催の和ごころ大学で
講話と対談の機会を頂いた
90分の講話と30分の対談である
氏の博識なナビゲーションで
知の航海を
共にさせて頂いたようなひと時であった
鹿児島大学は稲盛会館で
「環境を考える」と題して
宮﨑緑氏の講話と
塩田県知事や古木圭介氏等
5名での
環境を考える専門家面々による
パネルディスカッションが
国際ロータリー第2730鹿児島地区主催で
開催された
人間の立場から考えるのではなく
自然の立場から考える
環境の視点を持つのが大切である
との見解には心が動いた
一仕事終えると
必ず足跡が残る
先ずは感謝の足跡だ
奄美の顔役
保宜夫さんには
過ぎる程のお世話になった
人は人によって
人として生かされる
そして
多くの知人の皆さん
旅をすると
1番の足跡は
友愛だ
奄美の皆さん
本当にありがとうございました