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KONA WIND 〜 iBS外語学院長・南徹ブログ
森羅万象
屋久島は我が隠れ家の守神
ヒメシャラの老木だ
研修に訪れる学院生の無事を守ってくれる
大自然の神々は偉大だ
一日中冷たい秋雨
だが青春のパッションには
小雨など何なんのその
千尋の滝・大川の滝
モツチヨム岳を望む
秘密の小川の巨石の上でおにぎりランチ
西部林道をゆっくりと走り抜ける
野生の鹿と猿が
ひっきりなしにお出迎え
永田の砂浜は
海亀上陸日本一
晴天なら
ハワイの紺碧に負けないくらいに
青い海と真っ白な砂浜だが
今日は残念
だが青春には残念はない
ザブン
皆一斉に飛び込んだ
彼らには
寒いと言う文字はない
そしてディナーはご馳走だ
BBQに加えて
生徒諸君の鍋Treatment
2日目の夜も
幸せの笑い声で暮れていった
例年の夏の熱風キャンプが
今年はコロナの戯れで
秋の冷風キャンプとなった
屋久島フェリーにゆられて
4時間の船旅
我が隠れ家に昼過ぎに辿りついた
野生の生き物パワーは相変わらずだが
蚊の攻撃がないのはありがたい
海や川の透明な青
紅葉を始めたナナカマドを背負って
そびえ立ち
三千年の歴史を微笑む紀元杉
夜釣りの獲物を自慢げにさばいたあと
囲炉裏に燃える炭で香る夕食のカレー
幸せとは?
そんな難問の答えが見えてきた
10月も一週間が過ぎようとしている
この時期から暮れになると
日本全国
世界の至るところに散っていった
卒業生諸君が
鹿児島の学院に帰って来る
帰校である
先日は昨年卒業の
第45期生の帰校同窓会があった
今年はコロナの疫病で
学院創立40周年記念式典は
来年の12月に延期になったが
彼らには
真っ先に祝って頂いた
感謝である*\(^o^)/*
僕が所属する
鹿児島西ロータリークラブの観月会があった
月見は日本人にとって
大切な文化だ
天照大神・須佐之男命・月詠
日本人にとって
とてもとても大切な三貴人だ
日本人を支える最も大切な
三人の神様と言ってもいいかもしれない
月詠は
その三人のうちのお一人である
お月見の神様をないがしろにしてはいけない
日本の文化の重要な1ページである
古いアルバムめくり・・・♪♬
2020.09.29
長男の僕
次男の琢磨
末っ子の司郎
屋久島は山奥の
小杉谷の小学校一年生
近くの河原の岩の上で
ヤマモモを頬張る
3人の子供を全力で守ってきた
母の笑顔が眩しい
僕の人生の全ては
この山奥の学校に始まった
この石橋は
小杉谷からトロッコで降る終点駅
面前に壮大に広がった
安房の陸橋だ
僕らにとっては
都会の町の風景だった
学院のスーパースタッフの一員
リーナこと中村美月(旧姓鶴田)さんに
女の子(花笑ちゃん)が誕生した
花のように可愛い赤ちゃんだ
この子が大人になる頃は
どんな世界が展開しているのだろう
城山ホテル東棟リニューアルオープン記念セレモニー
2020.09.23
城山ホテル鹿児島は
1974年に
桜島を借景として
鹿児島市を一望できる
最高峰のホテルとして
城山の山頂に立った
市民県民にとって
誇りの象徴のホテルであった
時代は流れ
便利が便利を呼び
豊かさが豊かさを呼び
外資系の巨大ホテルコンツェルンが
大河のように鹿児島に押し寄せている
そんな時代の流れをどんなコンセプトで
乗り越えられるか?
城山ホテルは考えた
Filled with Legacy
鹿児島時間のデザイン
感性・伝統・上質・ロケーション
鹿児島の自然と歴史と和のエッセンスを
ホテルに如何に取り入れるか?
そんな智恵のお披露目にお招き頂いた
エメラルドホールにて
東社長のご挨拶
島津義秀氏の琵琶の謡
歓待懇親会のご披露を頂いた後に
新装ルームツアー
インペリアルスイートを頂点に
和の美が
至れり尽せりにアートされた部屋また部屋
どの部屋も桜島を借景に
鹿児島の街が庭園のように演出されている
ありがたいセレモニーにお招き頂いた
旅を愛するゲストのメッカになるだろう
台風10号の被害を見るために
屋久島の我が隠れ家に来た
天井や壁が吹き飛ばされているのでは?
の覚悟で・・・
やっぱりご先祖様が守ってくれていた
周囲の木々が折れている程度で
さほど問題はない
よかった
よかった
(=´∀`)
城山は鹿児島の霊山だ
100mそこそこの丘山だが
1602年頃から
18代薩摩当主島津家久の居城
そして代々
西南の役の苦難の歴史
西郷隆盛や村田新八など
鹿児島の偉人達の血潮で
塗り固められている
山は植物の宝庫
600種を超える様々な緑は
鹿児島の神山の秘境だ
城山の展望から
60万都市鹿児島市が一望できる
錦江湾を隔ててそびえる
火の山桜島は格別だ
城山に関する長い歴史を語りながら
学院生諸君と共に城山の頂きに立った
平野国臣の
「我が胸の燃る思いに比ぶれば煙はうすし桜島山」は
まさに学院生の志へのエールだ