School of Taiwalogy, Language, Culture, and Liberal Arts そして School of Motivationの学院は
タイワロジー Taiwalogy(対話学)を提唱しています。
詳細はこちらから。。。
その一つである 「自然との対話」の世界を日常化してみませんか?
英語を身近に、
日々の季節の変化を身近に、日々の誕生花を紹介していきます。
[今日の誕生花 Today’s birth flower] ユウガオ(ウリ科)
[花言葉 Language of flowers] 魅惑の人
<魅惑の意味>
人の心をひきつけ、理性を失わせること。
「魅惑する」には
* fascinate
* charm
* attract
* mesmerize
の4種類があるようです。
人に好かれるような特別な性質があり、
愛嬌があることを指して使う言葉 charm では。。。
①エイミーはチャーミングだ。
→ Amy is charming.
②この宝石は君の魅力を引き立てる。
→ This jewel enhances your charm.
③あなた、今日とても魅惑的よ!
→ You look very charming today!
などの表現がありますが、
ラフカディオ・ハーン「きみ子」を手がかりとして、
ジャポニスム文学の中に見る「魅惑的な女性」に出会えます。
★ 完璧な Geisha たる「きみ子」の研究論文より。。。
社会の底辺で生きる遊女となった「きみ子」であったが、問題は、その悲惨で醜悪な生活 状況が一切描写されず、むしろ決して穢れることのない完璧な女性として描かれ続けることである。
彼女の美しさは、
「Japanese ideal of beauty(日本の美の理想)」であり、
「one woman in a hundred thousand(千万人に一人)」かそれ以上であると 描写される。
さらに「きみ子」の描写について、
留意しておきたいのは、
その完璧さである。
入廓後、彼女の才能と美貌は更に凄みを増していく。
「genteel(高家の淑女)」と描写される彼女は、
あ らゆる芸事を完全に習得した。
さらに、客のあ らい方も精到であったという。
彼女は万事をうまくこなし、一流のゲイシャになったというのである。
ここまで、「魅惑の人」 を描ける、
ラフカディオ・ハーンも「魅惑の人」です。