2020.02.10
”初めての原稿は初恋のようなもの、
それを忘れさせることは至難のわざである”
ーイタリア人作家 ウンベルトエーコの言葉より
学院全日制の第45期生たちの卒業スピーチまで、遂に2週間を切りました。
この原稿は学生たちの血と汗の結晶であり、子供であり、初恋のようなものであると言っていいものです。
今日はそのスピーチがどんな風に出来上がっているのか、皆さんにその秘密を公開したいと思います。
1. なぜ書くのか、書くモチベイション(動機)について真剣に考える
2. (テーマに関する)人に会う、本を読む、資料を読み込む&書き始める
3. 自分の中のA級、B級の感性を総動員して、また、主観と客観を上手に使いながら、論点を整理&文章の編集
*論点を考える時はミステリー作家の気分で♪
4. 英訳する
5. スピーチ原稿からスピーチパフォーマンスへ転換
6. 圧倒的な努力で自分のスピーチ道を極める
これだけの過程を経て、学生はスピーチを仕上げます。
そして出来上がった原稿を我が子のように愛おしみ、一生忘れない体験をステージ上で味わうのです。
ぜひ!ぜひ!みなさん、ステージを見に来てくださいね♪
というわけで本日の人生応援英語名言は:
"The first draft is like a first love. It's difficult to make people forget about that."
「初めての原稿は初恋のようなもの。それを忘れさせることは至難のわざである」