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Voice from iBS

コロナパンデミックとその後の世界

2020.04.07

 中国が発生源とみられる新型コロナウイルス(COVID-19)が日本でも猛威をふるっています。
映画 “バイオハザード” さながらのウイルスの感染力の強さに、不安が募るばかりという方も、
多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスの元々の宿主はコウモリと推定されていますが、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター
の喜田特別招聘教授によると、コウモリから直接人に感染する事は考えにくいそうです。コウモリの中にいる
ウイルスを、種を超えて感染する変異ウイルスに変えた 中間宿主(しゅくしゅ)が存在するとのこと。

ですが、この中間宿主を突き止めるのは至難の技だそう。
(ちなみに、1918年の時のスペインかぜ流行の時には、豚が中間宿主として疑われたそうです)


たった一つの遺伝子の中で起こった、たった一度の変異から始まり、
急速に感染を引き起こし、全人類を危険に晒していくウイルス.....
人間の間に不和と不信が広がるほどウイルスの勝利となる中で、
(これって ⬆️ 完全にバイオハザードの世界ですよね (> <) )

私たち人類の最善の防衛手段は色々な角度から知恵を絞り、
情報を仕入れる事ではないでしょうか。

今回のコロナ騒動のプラス面を考えれば、科学者たちは、わずか2週間で新型コロナウイルスを
見つけ、ゲノム解析を行い、感染者を確認しはじめました。
「優れた対策システムを使い、公開された信用できる情報を分析して、世界規模の
ヘルスシステムを組み込むことができれば、世界はより安全で公正な場所になる」と
ホモ・サピエンス全史の作家・ユバル ノア ハラリも ビル ゲイツも言っています。

感染症大流行への本当の対抗手段は隔離ではなく、国と国を超えた
グローバル規模の協力しかないのかもしれません。

ということで... 本日の英語表現はこれです:

感染症の脅威とパニックを描いた映画 “ Contagion” より印象的なフレーズを紹介します。

『 Somewhere in the world, wrong pig met up with wrong bat.』
“この世界のどこかで、豚とコウモリが不幸な出会いをした”

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