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Voice from iBS

日本よ、循環する勝負の波をつかもう!

2020.03.17

 日本が、人類が向き合わなければならない、未知のウイルス・コロナとの闘いが続いています。

隣の人がクシュンと咳をするだけでも、その人を責める状況もちらほら (> <)


「仕事は激減、一体どうしたらいいんだろう...」、「時間を持て余してしまう」
「いつ収束するのか先行き不透明」...そう悩んでいる方も多いことでしょう。


世界的に不安定なこの時期...一体どう過ごせばいいのかと悩んでいる方も少なからず?
いるのではないでしょうか。


人(の立場、環境)によって答えは様々かと思いますが...
iBSの答えはこれ!

“レ・キ・シ にたずねよ”
こういう時こそ、歴史にたずねましょう。
Ask Japanese history of this! です。


あの!室町時代に誕生した不世出の天才能楽師・
世阿弥(←日本史の教科書で名前はお馴染みですよね?)
の言葉に “男時、女時” というものがあります。


これは世阿弥が、刻々と変化する『場』の『機』を捉えることの大切さを日本の子孫に伝えようとした

言葉だと思います。


『男時とは、こちらに勢いがある時のこと』
『女時とは、向こうに勢いがある時のこと』


今この世界は、ウイルスたちに勢いがありますが、やがてその勢いは必ず人類に戻ってきます。
人類にとって、今は女時と言えるのかもしれません(> <)


『この世の中の現象は、良い時と悪い時がめぐり巡る波のようになっている...
勢いの波が相手にいっている時には、そこで負けることは気にせず、いたずらに勝ちにいかない。
むしろ、自分の方にやがてやってくる勢いへの準備期間として鍛錬すべき時と考える』

これは、世阿弥がその著書・風姿花伝の中で、私たちに教えてくれている言葉です。


今だからこそ、
“女時の時にこそ、男時のための準備をしているのか”
と世阿弥から問われているような気がしています。


というわけで、本日の人生応援英語表現はこれです:

男時(MaleTime=advantageous time to the people)
女時(Female Time=disadvantageous time to the people)

最後までお読みいただき、ありがとうございました🙂

【iBS名物、卒業式!】

2020.03.10

 iBS全日制・第45期生が日曜日に晴れて、卒業式を迎えました🙂

コロナ感染拡大を恐れて、謝恩会こそ略式になりましたが、
アカデミー賞授賞式ばりの緊張感に包まれながら?
立派に卒業していきました🌟



iBS卒業式名物といえば、Andyの英語だけの司会、Andrew & Perryの贈る言葉、そして、
何といっても... 学院長式辞の中で生徒一人一人が一年間を振り返って思うことを話す、
“ レビュー フォー ザ イヤー!” です



“彼らにとって最良の時であり、最悪(笑)の時であったかもしれない”この1年を
見事に、ユーモア、感動、クラスメートへの果てしない愛、保護者への感謝...を込めてスピーチしていました。


本当に見事なスピーチ力...1年の対話ロジー(Taiwalogy)の成果、ここにあり!でした🥰



というわけで本日の英語名言はこれです:
”The biggest asset iBS offers the students is a group of peers."
iBSが提供する最大の資産は...共に学ぶクラスメートです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました

【コロナウイルスの感染拡大から思うこと】

2020.03.02

 世の中、いよいよ大変になってきましたね。

マスクどころか、トイレットペーパーまで店頭から綺麗に消えてしまいました(> <)
コロナウイルスの感染拡大はとどまるところを知らず、学校も企業も色々な行事が自粛ムード。
この喧騒は、不条理は。一体どこまで続くのやら...


そんな今、全国の書店である名著の在庫切れが相次いでいるそうです。


その名著とは...
フランスのノーベル文学賞作家アルベールカミュの『ペスト』


この作品には、後手に回り続ける行政の対応のマズさや人々の相互不信、愛する人との過酷な別離をはじめとして、
精神も肉体も牢獄に閉じ込められたような状況の中で、浮かび上がってくる人間の尊厳(人間は不幸とどこまで戦うのか)
までもが、見事に描かれています。


今、日本もある意味、極限下の状態に置かれつつあるのではないでしょうか。


だからこそ感じられる、“ささやかな仕事への愛や、人と人とをつなぐ連帯の感情、自分の職務を果たすことへの義務感”
なども併せて感じてほしい名著です。


というわけで本日の英語は:
"Plague" represents how the world deals withthe philosophical notion of the Absurd."


最後までお読みいただき、ありがとうございました

【本番までのリハーサル風景:iBS45期による壮大なオーケストラ】

2020.02.17

いよいよ今週の日曜日に迫った卒業スピーチライブに向けて、

ただいま学院はリハーサル一色!


生徒たちは、監督兼マエストロの院長の指導+激励の声が飛ぶ中、
自分のスピーチに磨きをかける最終段階に入っています。

それはさながら、オーケストラの練習風景のよう。


ThやRの発音矯正、
リエゾン(文のつながり)を意識した単語の読み方、
間の長さの微妙な調整、
ステージの使い方・魅せ方、
読むスピードの調整&感情に合わせた色々な声質の使い分け、
そして、原稿の全体的な方向性の最終チェックに終わります。


これらのポイントを少しずつ調整していくと、全体のスピーチパフォーマンスの質が驚くほど変わり、
美しいメロディーを奏で始めます.....


どうぞお楽しみに!!

そして、本日の人生応援英語名言は:
”緊張がマックスの本番を経験することは、何物にも代えがたい学びの価値がある”

Nothing take place of the real stage with your tension.


最後までお読みいただき、ありがとうございました🙂

【卒業スピーチが出来上がるまで】

2020.02.10

 ”初めての原稿は初恋のようなもの、
それを忘れさせることは至難のわざである”

ーイタリア人作家 ウンベルトエーコの言葉より


学院全日制の第45期生たちの卒業スピーチまで、遂に2週間を切りました。
この原稿は学生たちの血と汗の結晶であり、子供であり、初恋のようなものであると言っていいものです。


今日はそのスピーチがどんな風に出来上がっているのか、皆さんにその秘密を公開したいと思います。

1. なぜ書くのか、書くモチベイション(動機)について真剣に考える

2. (テーマに関する)人に会う、本を読む、資料を読み込む&書き始める

3. 自分の中のA級、B級の感性を総動員して、また、主観と客観を上手に使いながら、論点を整理&文章の編集
*論点を考える時はミステリー作家の気分で♪

4. 英訳する

5. スピーチ原稿からスピーチパフォーマンスへ転換

6. 圧倒的な努力で自分のスピーチ道を極める


これだけの過程を経て、学生はスピーチを仕上げます。
そして出来上がった原稿を我が子のように愛おしみ、一生忘れない体験をステージ上で味わうのです。

ぜひ!ぜひ!みなさん、ステージを見に来てくださいね♪

というわけで本日の人生応援英語名言は:
"The first draft is like a first love. It's difficult to make people forget about that."
「初めての原稿は初恋のようなもの。それを忘れさせることは至難のわざである」

【決戦は2月23日!】

2020.02.04

優れたエンターテインメントはいつも人の心を啓蒙してくれる
-サーカスの基礎を作ったと言われているPTバーナムの言葉より-

いよいよ学院第45期生の卒業スピーチライブが迫ってきました!
決戦は2月23日(日)です。

学院の学問の柱である”対話ロジー”を学んだ学生たちの
この1年の革命の成果が、思う存分発揮される日となります

自分に革命を起こしたかった生徒、
英語を絶対ものにすると決めて入学した生徒、
学院長の哲学を学びたかった生徒、
日本の歴史や文化を学びたかった生徒、
自分の価値観が揺らぐほどの何かを手に入れたかった生徒、etc.

一人一人.....それぞれの気持ちや思いが交錯して、
この情熱のステージは作られています。

みなさん、ぜひ、ご来場くださいませ🙂
そして、日本の若者の持つエネルギーに直に触れてくださいませ。

というわけで今日の人生応援英語メッセージ:
"The noblest art is that of making others happy."
もっとも崇高な芸術とは人を幸せにすることだ。

What's so scary about an A.I. era? 〜A.I. (人工知能)時代の恐怖とは?

2020.01.27

 ある日の学院長のクラス.....

●"What's so scary about an A.I. era?
「A.I. 時代の何が怖いの?」
●"Or do you love A.I?"
「AIにすごく興味ある?」
●"In the past, God created 2 A.I., Adam and Eve. What's the definition of A.I. here?"
「昔々、神は2つのAI、アダムとエバを創造したと言ってもいいのでは?この文脈でのA.I.の定義は何?」
●"Can you apply the theory of evolution to A.I.?"
「(ダーウィンの)進化論を今のAIの発展の理論と比べてみるとどうなる?」

これは、Taiwalogy(対話ロジー)という授業のほんの一コマ.....

”What's so scary about an A.I. era?"に始まった学院長の怒涛の質問ラッシュに、
学生が必死に食らいついて答えていきました🤨


その様子はさながら、禅問答のようであり、ソクラテス的対話のようでもあり、
ハーバード白熱教室の様相まで呈していました🌟


難攻不落に見える問題にも、最初の1歩があり、自分が何を知らないのかを知ることによって、
問題解決につながっていくという「学びの進化の過程」をみたような気がします


今こそ!Taiwalogyの時代です。知らないことを知ることは奇跡を起こす!


というわけで!今日の人生応援名言は:
「Knowledge of the unknown is miraculous.」
”知らないことを知ることは奇跡を起こす!”

最後までお読みいただき、ありがとうございました🙂

書評合戦やりました!ビブリオバトル in iBS🥰

2020.01.18

どんなことでもいい、
どんなに短くてもいい、

とにかく、話すこと、書くこと自体があなたのクリエイション(創造)の第一歩

By 阿刀田 高(短編小説の名匠と呼ばれた作家)


1月17日(金)は学院全日制のビブリオバトル(書評合戦)の日でした。
ビブリオバトルって何?って思いますよね。
バトル出場者がお薦めの一冊を持ち寄り、聞き手がどの本を一番読みたくなったかを決める知的書評合戦のことです。

学院では生徒に本を読むことを進めています🌟
もちろん、それは日本語でも英語でも構いません。

本にさりげなく溶け込んだ知識が、学生の知的探求へと
つながるのが学院の目論見です(^0^)

学生の頃、「創造力をつけよう」「感性を磨こう」と学校でよく言われませんでしたか?
本の中には、アイディアの見つけ方、見つけたアイディアを飛躍させる方法、
知識からクリエイティビティにつなげるコツまで何から何まで!書いてある
といっても過言ではありません。
ホント、魔法のツールとしか言いようがありませんよね♬

いつの頃からか私たちは、自分の考えはささやかなものだと
思い込むようになった気がします。でも、本当にそうでしょうか。

一人一人の個性的な読み方は、発信されることで、
色々な感性と混じり合い、よりユニークな感性へとつながっていくのではないでしょうか。

本は大切な私たちの友人!
私たちの思考を深めてくれる大切な友人ともっと
対話し・ま・しょ💕

というわけで!今日の人生応援名言は:
「You can tell a lot about a person by looking at what's on their bookshelves.」
”その人について知りたければその人の本棚を見ることです”

来たるべく21世紀に対して、私たちは何を準備すべきか?

2020.01.14

「We are entering the era of hacking human beings.」

”私たちは人間をハッキングする新時代に突入しています”

いきなり?!の言葉で皆さん、驚いたかもしれません(> <)

実は...これは「ホモ・サピエンス全史」や「ホモデウス」
で一躍世界のベストセラー作家となった歴史学者のユバル・ノア・ハラリ氏の言葉なんです。
2020年を豊かに過ごすためにも、21世紀のリアリティというものをハラリ氏の言葉から探ってみましょう。

ハラリ氏の予測では...

1.)データを操るものが社会を支配する
(今やデータが人間をハッキングする時代)
2.)AIの導入による社会の大変革
(失業者が数十億人もでる?!)
3.)情報工学X生命工学による凄まじい発展に伴う大変革
(デジタル独裁制の時代がすぐそこまできている!?)

という時代がくるそうです。

Wow! Oh, My God (> <) ですよね

でも、教科書にも問題集にも正解が載っていない
この時代へのハラリ氏の答えは意外と、とてもシ・ン・プ・ル♪でした🥰


”生涯を通して学び続け、自己変革を何度でも繰り返すこと”
”精神の健康(Mental Balance)と感情知能(Emotional Intelligence)を高めること”


*自分の人生の「赤本」は、自分で作っていく覚悟を持とう!というところでしょうか😋


というわけで!今回の人生応援英語名言は:
「Keep learning throughout your life. Reinvent yourself again and again」
”一生涯学び続けて、自己変革を繰り返すこと。それが大事です”

🌟最後までお読みいただき、ありがとうございました🌟



来たるべく21世紀に対して、私たちは何を準備すべきか?

2020.01.14

「We are entering the era of hacking human beings.」

”私たちは人間をハッキングする新時代に突入しています”

いきなり?!の言葉で皆さん、驚いたかもしれません(> <)

実は...これは「ホモ・サピエンス全史」や「ホモデウス」
で一躍世界のベストセラー作家となった歴史学者のユバル・ノア・ハラリ氏の言葉なんです。
2020年を豊かに過ごすためにも、21世紀のリアリティというものをハラリ氏の言葉から探ってみましょう。

ハラリ氏の予測では...

1.)データを操るものが社会を支配する
(今やデータが人間をハッキングする時代)
2.)AIの導入による社会の大変革
(失業者が数十億人もでる?!)
3.)情報工学X生命工学による凄まじい発展に伴う大変革
(デジタル独裁制の時代がすぐそこまできている!?)

という時代がくるそうです。

Wow! Oh, My God (> <) ですよね

でも、教科書にも問題集にも正解が載っていない
この時代へのハラリ氏の答えは意外と、とてもシ・ン・プ・ル♪でした🥰


”生涯を通して学び続け、自己変革を何度でも繰り返すこと”
”精神の健康(Mental Balance)と感情知能(Emotional Intelligence)を高めること”


*自分の人生の「赤本」は、自分で作っていく覚悟を持とう!というところでしょうか😋


というわけで!今回の人生応援英語名言は:
「Keep learning throughout your life. Reinvent yourself again and again」
”一生涯学び続けて、自己変革を繰り返すこと。それが大事です”

🌟最後までお読みいただき、ありがとうございました🌟